有事の際の助け舟。
- 2019.02.22
- 高齢者福祉
- sensin
皆さんこんにちは、志摩地域密着型ケアセンターの池田です。
いきなり、船の写真でスタートしましたがこれは浜島地域密着型
ケアセンターシルバーケア豊壽園に設置しております津波救命艇です。
津波が来たときに逃げ込む、現代版箱舟と言ったところでしょうか。
この津波救命艇「とよたま」はメディアなどでも取り上げられた
こともあります。
今回は「とよたま」の内部を紹介したいと思います。
では、早速ハッチを開けて中に入ってみましょう・・・
壁にズラリと座席があり、ベルトはレーシングカーのような四点
固定です。
これなら少々船が揺れても大丈夫。
簡易トイレの設置や船尾の格納庫には各種消耗品が収納されています。
酔い止めの薬や国が監修した生存するためマニュアルがありました。
そして、一番大切なものが・・・
飲料水と食料です。
飲料水は足元の格納庫全てに積み込まれており、食料は各座席の下に
格納されています。
また、夜間でも船内が暗くならないようにLEDライトが多数壁に
設置してあります。
最後に座席に座ったときの視界です。
思ったよりも天井が高く狭くは感じませんでした。
天井を見上げてふと、思いました。
津波の際に活躍するであろう津波救命艇ですが、そんな日が
こなければいいなと思いました。
しかし災害が発生しない保障もありません。
皆さんも日頃から防災意識を高めて有事の際どう行動するか、
話し合ってみてはいかがでしょうか?
「備えあれば憂いなし!」
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