鈴鹿市発展のルーツ
- 2023.07.26
- 高齢者福祉
- sensin
皆様こんにちは。鈴鹿訪問介護の山本です。毎日暑くてどうにかなってしまい
そうですが、いかがお過ごしでしょうか。熱中症にはくれぐれもお気を付け下さいね。
ある日のことですが、鈴鹿市役所に書類を提出しに行った時、玄関に
この車が飾ってありました。なんか可愛くないですか?
昔の車は愛嬌がありましたね。それに比べて今の車は怒ったような顔ばっか。
この車はホンダT360と言いまして、鈴鹿市にも工場がある
本田技研工業が昭和38年に初めて量産化した4輪車とのことです。60年前の
軽自動車なので、実物はかなり小さく見えました。
後ろのボードに創業者の本田宗一郎氏の名言が色々書いてあります。
「やってみもせんで、何を言っとるか」「果報は練って待て」
「まず自分のために働け」「できるかできんかおれにはわからんけど、
おれはやりてえよ」なんか刺さりまくりなんですけど。
一代で会社をあそこまで大きくした本田氏らしい名言です。本田が鈴鹿に工場を
作ることになったエピソードも素晴らしいのですが、長くなるので、ネットとかで
調べてみてください。
ホンダと言えば鈴鹿市の代名詞でもある鈴鹿サーキットを作ったことでも
知られているのですが、建設予定地を決める時に当初は現在よりも北東の
水田を潰して建設する予定だったのだそうですが、本田氏の「大切な米を作る田んぼを
つぶしてはならない」との鶴の一声で丘陵地帯の松林に変更したという逸話があるそうです。
本田氏の人間性が垣間見えますね。
マラソンに出た時にも書いたと思いますが、鈴鹿サーキットってアップダウンが
すごいんです。これも丘陵地帯に建設したからだと思います。
ちなみに某中古車サイトで売ってないかなーと検索しましたが、0件でした。
もしあっても高級車1台分ぐらいになってしまいそうですね。
11月30日まで展示中とのことなので、機会があればぜひ見に行って下さい。その際は
市役所の展望ロビーにも登ってみて下さい。高いビルがあまりない街なので、まさに
絶景ですよ。それではまたお会いしましょう。