目指せリハ多機とフレイル(虚弱)予防
- 2023.06.16
- 高齢者福祉
- sensin
皆様、こんにちは、第二美杉小規模多機能から現在取り組んでいる内容の紹介です。
目指せリハ多機、新たに棒体操や「オレンジおばさん体操」を取り入れ、日々体を動かし身体機能の向上を目指しております。
さて、今回はフレイルについて触れてみましょう。
最近よく耳にする「フレイル」。
フレイルとは高齢者の健康な状態と要介護状態の間にある「虚弱状態」の事を言います。
フレイルの状態が長く続き悪化していけば要介護状態に進行していく。その為、フレイルの状態に早く気づき、適切な対応をすることで健康な状態に戻ることが可能であると言われています。
津市の平均寿命と健康寿命の間には男性は約3年、女性は約7年の開きがあります。この期間を介護が必要とする状態で過ごしているのが現状。いつまでも元気で暮らし続けるためには、平均寿命と健康寿命の開きを出来るだけ短くし健康寿命を延ばすことが大切であり、その為には、フレイルを予防する事が大切であります。
フレイル予防の基本は「食事」「運動」「社会参加」「口腔機能の維持」の4つです。
食事:高齢期は特にタンパク質やカルシウムなどの栄養素が不足しがちなため、肉・魚・卵・牛乳などの食品を積極的に摂ることが大切です。
運動:加齢による体力の低下は適度な運動によって回復できます。回復のためには、普段よりやや強度を上げた活動(刺激)が必要です。
社会参加:フレイル予防には趣味のクラブに入会したり地域のボランティアに参加したりと社会参加をすることが大切です。写真はご利用者様と園外散歩に出かけたとき雑草が気になり一緒に草引きをしました。
まさに地域の社会貢献の1つです。
口腔機能の維持:入れ歯などのケアをしたり嚥下機能を保つ維持をしたりして口腔機能を維持するとフレイル予防になると考えられています。
さあ、皆さんできることから楽しく取り組んでいきましょう。