事業の本質を目指して。
- 2019.07.01
- 高齢者福祉
- sensin
梅雨らしい日々が続き体調管理にも一層注意が必要となった今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
しっかり栄養と休養取れていますか? 熱中症対策は万全ですか?
こんにちは。久居ケアサービスセンターと津地区小規模多機能型居宅介護事業担当の田中でございます。
今、白山地域密着型ケアセンターの管理者をしておりますが、11年前に当事業所に配属となり以降5年間務めて参りました。その後6年、他事業所へ修行の旅
に出て再び戻ってきました。職員さんの顔ぶれも殆ど変わっており13人中4人のみが当時より頑張って事業所を守ってくれています。
さて、昨今、地域包括ケアシステムと言う言葉をよく耳にするようになって暫く経ちますが、団塊の世代が75歳以上になる2025年を目途に重度な要介護状態になっても住み慣れた地元で自分らしい暮らしを最期まで続けられるよう住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される事が「地域包括ケアシステム」であり、その実現に向けて国・地方自治・市町に至るまで取組みを強化しているところです。
小規模多機能型居宅介護は、
平成18年に創設された当初のコンセプトは「例え、中重度の要介護状態になっても住み慣れた地域でその人らしい生活が継続できるよう通い・訪問・泊りのサービスを組み合わせ一体的に提供する。更に利用者、職員との馴染みの関係も構築できる為、安心して在宅生活が送れるメリットがある」
正に地域包括ケアシステムにより近いサービスであると感じています。
住まいにおじゃまし職員との人間関係を身近に感じる馴染みの関係の構築。
通院介助等医療の支援もお手伝いいたします。
地域に出向いてサービス利用者の孤立化を防止し、また、地元民が施設に来ていただいてのご利用者様との交流。
歌謡ショーの見学であったりパン作り教室、紙芝居など等。今は少数派の地域住民様ではありますが、どんどんと交流の場を広げて行きたいと考えております。
たとえば、交流のきっかけとして今回のパン作りは初めての企画であります。
題して「ふわふわ焼きたてパン作りです。ご利用者様は勿論、地域の方にもお越し頂きパン作りに参加いただきました。
この取組みは一部の企画ではありますが、このような取組みをきっかけとして地域との共存の場を更に深めて参りたいと思います。
少し前の志摩地区地域密着施設担当の山村施設長が「雑草の駆除・終りのない戦い。」とありました。正に周辺の草刈1つ取ってみても言える事ですが、地域の方に迷惑をかけない、そのような取組みから信頼性を高め施設が地域に溶け込んでこの事業の本質を全うしていく。
更に事業の本質を高めて行きたいものです。
では、またお会いしましょう。お元気で!
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