2018年9月

夏休みの思い出～涼を求めて・最終章

2018.09.21
高齢者福祉
Posted by | sensin

皆さまこんにちは。近頃は肌寒さを感じる朝もあり、秋の深まりを実感しています。皆さまいかがお過ごしでしょうか？津介護老人保健施設の看護師　寺家　佳之子です。

お忘れかもわかりませんが、前回は【薄情な父子夏休みの旅】(＊クリックすると前回の内容をご覧いただけます）をお送りしました。すっかり秋めいていますが、完結編をご覧頂きたいと思います。

前回は那智の滝で【薄情な父子に】置いてきぼりにされた寺家。

お次の目的地は熊野那智大社です。

熊野那智大社は、那智山青岸渡寺とともに熊野信仰の中心地として
今なお多くの参詣者が訪れ、熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山の一つです。

467段におよぶ石段の上に建つ6棟からなる社殿は、標高約330ｍに位置し、夫須美神（ふすみのかみ）を御主神としてそれぞれに神様をお祀りしています。
伊弉冉尊（いざなみのみこと）とも言われる夫須美神は、万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、縁結びの神様また、諸願成就の神としても崇められています。（※那智勝浦観光協会HPより抜粋）

はいっっ　　　目はうつろ。メイクは汗で全て流れ、疲労困憊で階段に座り込む寺家です。これが熊野古道か・・・

おとっつぁん・・あたいもうこれ以上歩けないよ・・・こんな辛い修行があるなんて・・・

やはりあの二人に置いていかれ、一人ぼっちになりながら途方に暮れていましたが、5分ほど休んだ後再び登り始めました。ここで朽ち果てるワケにはいきますん。立て！立つんだ！J　～

そしてやっと【薄情な父子】の背中が・・・！

やっと見えてきたと思ったら、前述しました467段の階段。

おとっつぁん・・・この階段を登りきったら・・あたいの願いが叶うんだね・・まっとくれぇぇ～

と、那智の滝から歩く事30分、ついに！熊野大社に到着しました！

が！しかーし！何と！！拝殿が修復中！！全てに足場が組んであり。ネットがはられ、朱色の神殿を拝む事ができませんでした。衝撃のあまり写真を撮る事さえ忘れた寺家です・・・

でも、ちゃぁんとお願いはしてきましたよ。家内安全・健康長寿・痩身（非常に重要）

その後は青岸渡寺の三重の塔を見ながら下ります。奥に滝が見えますね～。

左側と塔の下を歩く【どこまでも薄情な父子】もご覧頂けます。

もういいです。追いかける事はやめました。このミステリーツアーの主催者に対し、一度も振り返る事無くずんずん進む【本当に冷たい父子】に復習です。