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2018年2月

めずらしきもの in ふたみ

  • 2018.02.07
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

ふたみシルバーケア豊壽園の掃部(かもん)です。

雪やかぜやインフルエンザやいろんな猛威にさらされる今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

さて、この洗心福祉会には医療・介護・保育・児童・障がい等の事業があり、実にたくさんの職種のスタッフがそれぞれの持ち場を守っています。

今日は中でも管理栄養士という職種の話題をお届けしたいと思います。

施設や病院などにはきちんとした食事を提供する為に必ず管理栄養士が必要です(まことにざっくりした説明にて終了)。

この法人にもたくさんの管理栄養士さんがいて、もちろん栄養管理の仕事に携わっています。でもこれからは施設や病院内だけでなく、色々な分野に活躍の場を広げていく時代であります。そしてその先駆的な管理栄養士が実はこのふたみにいるのです。

伊勢市東地域包括支援センターに所属するY管理栄養士がその人です。

 

※画面奥のプロジェクター右にKセンター長と共に立つのがその人です。

 

元々ふたみ介護老人保健施設の栄養管理の仕事をしていましたが、今は地域包括支援センターという違う畑で日々奮闘しています。仕事の相手は在宅で生活する高齢者。

自宅での暮らしとなると毎日の食事についてたくさんの相談事があるのでは?と思いきや、Y栄養士曰く『全然!』。 自宅ではそもそも毎日の食事を完璧なバランスでという意識があまりないということでしょうか。わが身を顧みれば・・・そりゃそうだ! と納得。

というわけでY栄養士は力をもてあましぎみ・・ではなく、地域包括支援センターの中で生活支援コーディネーターというやや聞きなれない仕事に邁進しています。

これは今を時めく地域包括ケアシステムというものを担う大事な仕事、実に時代の先端を行く管理栄養士なのであります。地域のなかに入って、その地域で元気な高齢者が増えて元気に最後まで暮らす為の一助を担う専門職。そのうえ管理栄養士!(鬼に金棒)ということであります。

栄養士の知識や経験が生きることがごく稀にあると本人はやや謙遜ぎみですが、ベースに豊富な栄養や食物の知識があるY栄養士は、地域で元気に暮らしたいと願っている高齢者の強い味方なのです。

 

※写真は地域ケア会議の様子。地域の課題と取り組みに関する情報共有と発表の場になります。ここでもコーディネーターとして端に姿が見えます。

 

そしてこの伊勢市の中でも管理栄養士を擁する包括支援センターはここだけ、三重県下でも珍しい存在だと思われます。

私もなんでもできる人を目指せたらいいなと思うのですが、とりあえずこの厳しい寒さが過ぎて春が来るのを待ってから考えようと思っているところです。それではまた。

       

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