ふたみの研修風景。
- 2018.03.26
- 高齢者福祉
- sensin
皆さん、こんにちは。
ふたみシルバーケア豊壽園の掃部(かもん)です。
寒さ厳しい今年の冬でしたが、意外にも花の便りが早くて、今年の桜は入学式を待ってくれないようです。
さて、わがふたみシルバーケア豊壽園では、ほぼ2か月に1回のペースで職員全員を対象に研修会を行われており、研修委員会の計画により色々なテーマが取り上げられます。
今年度最後の研修が3月22日(木)に開催されましたので、今日はその話題をお届けしたいと思います。
テーマは≪精神疾患の患者様とのかかわり方≫
講師はこの人
3年前までこのふたみケアサービスセンターで作業療法士として活躍していた南基典氏。
今は志摩真珠荘(デイサービス)の大黒柱です。こわもてですがとても温かいハートの持ち主。
軽妙なトークで聴衆を眠らせず(聴衆は基本眠ってはいけません)この人の講師としての力量には定評があります。
皆さんご存知でしたか? 四大疾患(癌・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病)に精神疾患を加えて五大疾患と言われているのですって。
四大疾患の発症率がほぼ横ばいなのに比べて精神疾患はここ20年ほど1.6倍にもなっているのだそう。まさしく現代病という事でしょうか。生きにくい時代なのです、きっと。
この時代楽天的に生きるが勝ち(負けても責任は負いかねますが・・)。
南講師の研修、大変わかりやすくて『この話、即役に立つわぁ』という声も聞こえていました。
私たちは日々、たくさんの人と向き合いながら仕事をさせていただいています。相手に敬意をもってきちんと向き合うためには、様々な知識があるに越したことがありません。
研修に参加したのは、介護職員・医療職員・登録スタッフを含むヘルパーさん・栄養士やケアマネジャー・事務職員などなど。
同じ話を聞いても職種や立場により様々思うところがあったのではないかと思います。
それぞれのキャリアの中にたくさんの知識と経験が蓄積されていくように、又これからもまじめに研修を重ねていきたいと思うのでありました。
それでは皆さんお元気で。