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2017年9月

ミニチュアな世界。

  • 2017.09.18
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

こんにちは、ケアハウスです。

朝晩涼しくなってきて、過ごしやすくなりましたね。金木犀の香りが風に乗って届き始めました。

 

ケアハウスの事務所近くに、ご利用者様のご家族様が趣味で作っているという立派な作品を飾らせて頂いています。

 

 

 

 

 

 

昭和な世界を感じることも出来ます。

この作品は全て20㎝ほどの大きさなんです。

お団子はビーズで表現してあったり、たこ焼きは発泡スチロールで作られています。

お餅などの箱は発泡スチロールを一つ一つ包まれたそうです。

 

こういったキットが販売されている様で、以前テレビでも「大人の工作」と言った内容で紹介されていたのを偶然見ました。

 

どれもリアルに作られているのですが、このご家族様はそれでは面白くないと、ご自身でアレンジもされている様です。

 

プラモデル作りが趣味であり、定年後時間を見つけては作品作りに打ち込まれているようで、ジオラマも畳一畳分程の大きさの物を作ったと話され、その材料の残だと砂で砂利を表現したり、苔のような物で芝生を表現したり。。。

さらに、新聞の束は一番上だけがキットに含まれていたようですが、実際の新聞を同サイズに切り積まれている様に見せるといった工夫もされています。

 

馴染みのある「赤福」ですが、こちらは「赤福」として売ってたわけでなく「百福」として売られていました。

 

 

百福ではおかしいと、わざわざおかげ横丁まで足を運び、赤福本店で暖簾や看板を写真に撮り、サイズを加工して作り直したと話していただいた時には、

ただただ作品に対する熱の入れように見入ってしまいました。

 

 

写真では凄さをお伝えし辛いので、近くまでお越しの際には是非ケアハウスに立ち寄って頂き、作品を見て頂きたいと思います。

一つ一つ本当に丁寧に作られております。

 

普段は畑仕事等忙しくされている中で、天気の悪い日等で作業していると話され、制作期間としては2週間程だそうです。

幼い頃はお小遣いを貯めて、プラモデルを購入したそうです。

大人になり定年を迎え自由な時間を持てる様になった今、改めて童心に返る時間が持てる、夢中になれることがあるって素敵な事ですよね。