中秋のマイナー行事
- 2024.09.07
- 高齢者福祉
- sensin
皆さまこんにちは。津介護老人福祉施設ブログ担当の岡本です。
9月となり夜は少し涼しくなってきたのかなと感じております。
9月と言えば中秋の名月(今年は17日)ですが、今回は中秋の名月に関するお話を一つ。
熊野市とその南にある御浜町の更に限られた地域にのみ存在する「たばらして」という行事があります。
大雑把に説明しますと、子どもたちが地域の各家庭を訪問し「たばらして」と言いお菓子等を貰う行事です。
一見ハロウィンと同じに見えますよね。実際に仮装が無いハロウィンと言って差し支えありません。
元々はお月見の団子やお供え物を地域の子どもたちが貰う風習でした。それらを貰う際に子どもが「たばらして」と声をかけるのですが、意味としては「ちょうだい」と同義です。「賜る(たまわる)」が紀州弁に訛ったとも言われています。
私は熊野市の出ですので小学生の頃はお菓子が大量に貰えるたばらしてを楽しみにしていました。就職で津市に来るまでは全国共通の行事だと勘違いもしていましたね……
今にして思えば、毎年この時期に大量のお菓子を用意する大人は大変ですよね。
子どもの頃の懐かしさと津市の風習知らないな…という疑問に挟まれながら今回のブログは終わりです。
また次回お会いしましょう。
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