冬が来ました
- 2022.12.03
- 高齢者福祉
- sensin
みなさん こんにちは!
甲賀シルバーケア豊壽園 ショートステイの宮崎です。
12月に入りすっかり寒くなってきました。
とうとう冬本番です。週末にはスタッドレスタイヤに交換する予定です。
土山は本当に雪がすごく、毎年ヒヤヒヤします。
雪が降らない地域の方がとても羨ましい。。。
でも雪が積もり、辺りがシンと静かで透き通った朝は嫌いではありません。
雪が音を吸収するから静かなんだと昔おじいちゃんに教わりました。
さて今回私が紹介したいのは、とあるお店で見つけたある文章です。
題名は ~親愛なる子供たちへ~ と書かれており作者は不明となっていました。
写真を撮ったのですが少し見えずらいので文章を打とうと思います。
~親愛なる子供たちへ~
作者不明
年老いた私が ある日 今までの私と 違っていたとしても
どうかそのままの 私のことを 理解してほしい
私が服の上に 食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを 教えたように 見守ってほしい
あなたと話すとき 同じ話を何度も何度も 繰り返しても
その結末を どうか遮らずに うなずいて欲しい
あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は
いつも同じでも わたしの心を 平和にしてくれた
楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを 嫌がるときには 思い出してほしい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
嫌がるあなたと お風呂に入った 懐かしい日のことを
いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかもしれない
足も衰えて 立ち上がることすら 出来なくなったなら
あなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めた様に
よろめく私に どうかあなたの 手を握らせてほしい
私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと 思わないでほしい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのは 辛いことだけど
私を理解して支えてくれる心だけを 持っていてほしい
きっとそれだけで それだけで 私には勇気が 湧いてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ付き添ってほしい
あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を 持って笑顔でこたえたい
私の子供たちへ 愛する子供たちへ
かなり長くなってしまったので、少しだけ割愛させて頂きましたが
私はこの文章を一度では理解が出来ず、写真に収め何度も繰り返し読みました。
医療職、介護職に携わることで認知症の方と接する機会は一般の方と比べて
かなり多くなるかと思います。その中で接することの難しさや大変さを感じることも。
そんな時にこの言葉を思い出せたら、いつもよりもう一歩ご利用者様に寄り添った行動が
出来るのではないかな、と思い紹介させていただきました。
今回のブログは文字ばかりになってしまいました(^^;💦
これから年末に向けて忙しくなることと思いますが、皆様お身体に気を付けて
2022年最後まで頑張りましょう!
調べてみるとこの文章は歌詞で樋口了一さんという方が歌っていることが分かりました。
YouTubeで観れるのでお時間のある方は是非☀
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