2021年7月

栄養とLIFE②「Sensin NAVI NO.624」

  • 2021.07.07
  • Sensin NAVI
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。

今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその624」となります。

 

 

 

 

 

 

 

・・・今回のお題は!栄養とLIFE②「Sensin NAVI NO.624」をお送りします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「前回の続きね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Long-term care Information system For Evidenceだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「科学的介護、LIFEの略ですね・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そのとおりだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは!「Sensin NAVI NO.624をお送りします。

今回紹介しますのは、前回のNO.623に引き続き「栄養とLIFE」についてのお話となります。

 

まずは前回のおさらいで、LIFEに必要な栄養の項目がこちら!

 

①低栄養のリスクレベル

②身長・体重・BMI

③3%以上の体重減少

④血清アルブミン値

⑤褥瘡

⑥栄養補給法

⑦栄養補給の状態

⑧摂取栄養量(現体重当たり)

➈提供栄養量(現体重当たり)

⑩必要栄養量(現体重当たり)

⑪嚥下調整食の必要性、食事の形態(コード)、とろみ

⑫食事の留意事項の有無(療養食の指示、食事形態、嗜好、薬剤影響食品、アレルギーなど)

⑬本人の意欲

⑭食欲・食事の満足感

⑮食事に対する意識

⑯多職種による栄養ケアの課題(低栄養関連問題)

⑰総合評価

⑱サービス継続の必要性

 

・・・と計18もの項目が必要となります。

施設系であれば、これまでの栄養マネジメント加算では特に記録する必要のなかったもの、数値として示すことがなかったものも含まれています。

新たな加算のひとつである栄養マネジメント強化加算では、一定の管理栄養士の配置のほか、中リスク者以上に対するきめ細かな観察などが求められます。さらにはこのデータ提出と、これまでにはない取り組みを新たに実施していかなければなりません。常勤の管理栄養士=栄養マネジメント加算であったこれまでとは異なるわけで、それを実現する為にも、今回の加算の要件にある管理栄養士のプラス配置は当然と言えば当然と考えられます。

 

 

 

さて、そんな18項目ですが、内容の詳細はすでに厚労省より発信されています。

 

 

例えば③の3%以上の体重減少では、

3%以上の体重減少がある場合には、「有り」を選択を選択します。

体重減少率は、継続的にLIFE にデータ登録がある場合、自動計算されることになります。

この体重の判断については、浮腫がある場合にはその解釈に注意が必要とも記載されています。

次に④の血清アルブミン値

血清アルブミン値は、栄養状態を表す検査値のひとつであり、低栄養であると低値を示します。ただし、浮腫がある場合や感染等で炎症マーカーが高値の場合にも、血清アルブミン値が低い値を示すため、解釈には注意が必要です。

血清アルブミン値を測定している場合は「有」、測定していない場合は「無」を選択します。

なお 測定している場合、検査数値を LIFE にデータ登録します。

また血清アルブミン値を測定していない場合は、「無」を選択する必要もあるのでご注意ください。

 

 

 

⑤褥瘡は、持続する発赤(d1)以上の褥瘡がある場合は「有」。

⑥の栄養補給法では経腸栄養、静脈栄養のそれぞれにおいて、「経口のみ」「一部経口」と「経腸栄養」「静脈栄養」を選択することになります。

 

 

 

ここで難しいのが⑦の栄養補給の状態。

食事全体及び主食、副食のそれぞれにおいて、直近3 日間において提供された食事をどれぐらい接種されたか、その摂取率をLIFE にデータ登録します。なお、栄養に関するLIFEの活用は施設系であれば24時間対応していることから、直近3日間の摂取率は容易に算出することができますが、一方の通所系サービス等。

 

毎日利用していても、それはあくまで昼食の摂取状況となります。その為、食事摂取量を正確に把握できない場合は、ご利用者またはご家族に聞取りを行い、食事摂取量を把握するとあります。

この聞き取りをどのようにするのか?聞き取りでどこまで把握できるのかも疑問点です。

なお、 直近 3 日間の食事の中で、検査等でやむをえず欠食があった場合は、当該食事は除外して計算することとし、体調等の理由で欠食があった場合は加味して計算するとされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして⑧~⑩もなかなかのものです。

それぞれ現体重あたりの摂取栄養量、提供栄養量、必要栄養量を入力する必要があるということ。

摂取栄養量は、それぞれエネルギー、たんぱく質を算出する必要はあり、中でも➈の提供栄養量も⑦同様在宅での生活等、自宅で食事準備を行っている場合は、ご利用者またはご利用者家族へは聞取りを実施した上、提供栄養量を入力することになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に⑪では 嚥下調整食の必要性や食事の形態、とろみの有無が必要となります。

ご利用者ひとりひとりの嚥下状態等を確認し、該当する項目を選択していきます。

 

また⑬の本人の意欲では、直近3日間の食に関する意欲を入力します。

計5つの選択肢があり、

「よい」、「まあよい」、「ふつう」、「あまりよくない」、「よくない」の中から選択することになります。

 

ほかにも⑭食欲・食事の満足感と⑮の食事に対する意識でも5つの選択肢にて入力することになります。

 

あと⑰の総合評価では、これまでの①から⑯を踏まえた上で、 直近3日間の栄養状態についてを入力します。

総合評価として「改善」、「 改善傾向」、「 維持」、「改善が認められない」の中から該当するものを選択することになります。

最後に⑱のサービス継続の必要性です。

これはそのまま、サービス継続の必要性があるかないかを入力します。ある場合には、「有」を選択します。

 

 

以上が、栄養に係るLIFEの詳細となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とにかく細かいぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上!栄養とLIFE②「Sensin NAVI NO.624」をお送りしました。

それではまた。

       

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