思い・・・想う
- 2021.01.11
- 児童福祉
- sensin
保育事業部の古林です。 今年もよろしくお願いします。
新年早々、首都圏では、緊急事態宣言が発令され厳しい日々が続いています。
我が家も、東京、大阪にいる娘、息子とは、1年以上会うことができず、
夫婦2人の静かな寂しい年末年始でした。
いつもなら、みんなで集まりお鍋を囲んだり、お酒を飲んだり…
3人の子どもたちと、その家族がそろって年を越す…そんなごくあたりまえの日常が断たれた中で…
子どもたちの顔を思い浮かべ…
「三重の味セット」を送ることにしました。
伊勢うどん、おもち、みかん、数の子、牛肉しぐれ… 何を送ってあげようかと、
どこでも買える物まで、ダンボール箱の隅の空間までぎっしりとつめこんで宅配センターへ…
夫婦2人のなんだか楽しい時間でした。
「届いたよ」の喜びの知らせに、私たちの方が大喜び…
離れていても、今頃、〇〇を食べているかな… 少しはお正月気分を味わえたかな…と
「想い」をめぐらせました。
そして、結婚してから30年近くの間、毎月、欠かさず宅急便を送ってくれた、
夫のお母さんを想い… 涙が出ました。
ダンボールの隅々まで、すきまなく食材から調味料、そして、1日分の手作りおかず
(1日だけでも、私に楽させてあげたいから…という心づかいです)
そのありがたさ、温かさを、しみじみ感じるひとときでした。
「思う」とは 「頭で考え、思うこと」
「想う」とは 「心で感じ、想うこと」だそうですが、
今年のお正月は、離れている家族を「想い」「想う」お正月になりました。