介護保険制度の行方④。「Sensin NAVI NO.394」
- 2020.09.09
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその394」となります。
・・・今回のお題は!介護保険制度の行方④。をお送りします!
「なかなか続くわね・・」
「奥深きものこそ介護保険制度!とにかくその行方はまさに必須だぁ‼️」
「えらく熱いですね・・」
「ふん!」
それでは!「Sensin NAVI NO.394」をお送りします。
・・・さて、来年4月に改正を予定している介護保険法。
先日開催されました同審議会の「介護保険給付分科会」の中でも、興味深い内容がありましたので、敢えてNAVIを通じてご紹介したいと思います。
次回改正に向けた具体的提言をまとめたもので、その内容についても根拠あるものとなっています。
提言内容がそのまま次回改正に反映されるものではないにしろ、非常に濃い内容でした・・・。
今回の提言では、「介護報酬のプラス改定」「地域包括ケアシステム」「自立支援・重度化防止」「制度の安定性・持続性」「介護人材の確保・介護現場の革新」が主な内容となります。
その中でまず「個室ユニット」に係る提言となります。
前回のNAVIでも少し触れた内容となりますが、
個室ユニット検討会においては、
①1ユニットの規模について、15 名程度以内の運営を認めること、
②ケアの質を落とさないことを前提に、2ユニット単位での運用を昼間の時間帯でも認めること
③常勤1名とされているユニットリーダーについて、一定の担保を図ったうえで必ずしも常勤を求めないこと
・・・が話されています。
これらの運用については、運営事業所側での安全管理や適切な体制がとられるのであれば、介護従事者の休暇取得等にも資するものと考えられることからその推進を提言しています。
それから、人員の中の「介護助手」について。
都市部を中心にいわゆる介護助手が介護職員の担う業務を一部担っています。
こうした人員については、貴重な戦力にもなっていますが、こうした実態を踏まえた配置体制による評価、どのような職務を常勤換算として含めることが適当かどうか等についての検討も話されています。
最後は「ICT」に係る内容。
いわゆるシステム化による業務改善となります。
少しずつ導入されつつあるICTですが、まだまだ全国普及までには至らず、偏りがあるのが現状。
高度なICTを採用しても、うまく使いきれない、扱えないといった課題は大なり小なりあるにせよ、
ICT を用いた業務の効率化と、それによるケアの質の向上はこれからも外せません。
介護現場革新の観点から、見守りセンサーを活用した必要人数の‐0.1 とできる「夜勤職員配置加算」がありますが、この取扱いについて、さらなる緩和を謳っています。
また、 シフト作成等直接ご利用者の支援には関わらない間接的な業務については、まだまだ効率化の余地あるとしています。引き続き予算等において充実した支援を行うとともに、5G 等の技術革新を踏まえたケアの質の向上に向けた取り組みの推進を挙げています。
・・・といったもの。皆様いかがでしょう?
様々な意見や受け止め方があると思いますが、実際頷ける内容も多かったはず!
こうした様々な実情や報告を受け、果たして次回改正ではどう影響していくのか?
果たして!?
以上!介護保険制度の行方④をお送りしました。
それではまた。
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