2020年4月

地域の輪。

  • 2020.04.26
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆さまこんにちは。

サービス付き高齢者向け住宅つみなみシルバーケア豊壽園です。

最近耳にする事と言えば「コロナウイルス」「自粛」。

目に見えないウイルスの脅威に、皆さんも気が休まらない日々が続いているかと思います。

 

そんな厳しい状況のなかで、とても嬉しい出来事があったのでお伝えさせて頂きたく思います。

始まりは、1本の電話でした。

 

 

「以前民生委員してた○○ですけどー。ご無沙汰してます。大変な状態になっとるけど皆さん元気されてる?」

 

前年度までつみなみシルバーケア豊壽園がある中山地区で民生委員をされていた方からの電話でした。

 

コロナ騒動が起こるまでは、中山地区の皆さんとの交流・地域への貢献をすすめようとつみなみシルバーケア豊壽園内の多目的ホールを開放し、中山地区の様々なイベントや

パッチワーク、お琴・三味線などの教室の開催場所として活用して頂いてきました。

この方は、その中心としてとてもお世話になった方です。

 

 

「好きなもの同士でマスク作りをしてるんさ。上手い下手、大小様々。なんせ素人が集

まって作ったやつやで。せっかく作ったから、つみなみさんにもらってもらえんかと思

って。」

 

 

 

 

 

 

マスク不足は今や日本中の問題。手作りマスクが主流となりつつあり、布・ゴム不足も問

題になっている今、こんな心温まる電話を頂きました。

連絡を頂いただけでも嬉しいことでしたが、「何言ってるの、同じ地域やないの」と一言。

地域の支え合いの素晴らしさを感じました。

翌日届けて頂いたマスクは想像をはるかに超える量。

そして手紙も添えられていました。

 

 

 

皆さんのあたたかい思いがこもったステキなマスクに、職員一同が感謝の気持ちでいっぱい

になりました。

今は辛く・しんどい時かもしれませんが、そんな時こそお互いに助け合い・励まし合う事が

必要ですね。

地域の方々の優しさに触れ、また、つみなみシルバーケア豊壽園の多目的ホールでの再会を

約束した数分間の出来事でした。