ロマンの森をヘルパーは颯爽とゆく
- 2020.10.24
- 高齢者福祉
- sensin
皆さまこんにちは。
ふたみ訪問介護ステーションは今日も元気いっぱい営業中です。
新型コロナウイルス感染防止に伴う県外への移動制限が緩和されて久しいですが、『GOTOキャンペーン』の影響も手伝ってか、市内では少しずつ県外ナンバーの車を見かけるようになりました。
とは言え、例年であれば、行楽シーズンの盛り上がりで市内はもっと大勢の賑わいを見せていました。それを考えると少々寂しい感じがしますね。
まだまだ窮屈さを覚えながらの外出を強いられる状況ですが、自宅に「巣ごもり」ばかりでは気も滅入ってしまいます。感染対策のルールを守って、お出掛けを楽しみたいですよね。
さて今回は、ふたみ訪問介護ステーションの元気印、小田桐ヘルパーの休日の過ごし方を紹介したいと思います。
もともと、暇を見つけてはウォーキングに出かけたり、お伊勢さんマラソンに毎年参加されていたり(2020年はコロナウイルスの影響で残念ながら中止となってしまいましたが)、バリバリのアウトドア派である彼女が、最近、訪れたというのが、『伊勢三郷山』です。
三郷山は、伊勢市駅前からバスで「大倉うぐいす台」下車、徒歩5分の浦口町地内にあり、「ロマンの森」とも呼ばれます。
「森林浴の森日本100選」にも選ばれる、森林浴スポットとして知られています。
標高は142mで、傾斜は緩やかです。遊歩道はきれいに整備されており、山歩きに慣れていない方でも比較的気軽に楽しむことができそうです。
中腹からの眺め。右下に見えるのは山道の入り口付近にある貯水場です。
渡会方面の街並みが見渡せます。ここからでも十分きれいですが、山頂からの眺めはさらに絶景とのことなので、がんばって目指します。
林間をぬう遊歩道をたどって、季節の花の木を集めた「早春の森」や「秋の森」、実の成る木の多い「野鳥の森」、市内の小中学校の木を生徒自身で植えた「学校の森」などの散策スポットを巡ります。
東西南北の文字が刻まれた方角石がありました。ここが山頂に当たる展望台の目印です。
山頂からは、ご覧のとおりの絶景が待っていました。
前方の街並みはどのあたりのものでしょうか?気になってGoogleマップで調べてみると、方角的にどうやら知多半島にあたるのではないかと思われます。
遠く愛知県まで見渡せるというのも驚きですが、どうやらそれだけではないようです。
山頂の展望台で出会った方は、よくこの三郷山を登っておられるとのことですが、お話を伺うと、「天気の良い日は、御嶽山まで見えることがある」とのこと(!)
この日は、台風14号が去った翌日の10月11日でした。台風一過ということもあり、からりとした快晴の空だったのですが、これよりもさらに上位の「天気の良い日」が存在するということでしょうか…?三郷山おそるべしでした。
ちなみに、「森林浴の森日本100選」は、昭和61年に林野庁・緑の文明学会により日本の森林を21世紀へ引き継ぐために、全国からの公募により選定されたものです。そこには、高尾山や御岳山、有名な屋久杉森など、錚々たるラインナップが並びますが、その中にここ三郷山も含まれるというのは、伊勢市民としてなんとも誇らしいですね。
これからの季節であれば、紅葉も色づき始めさらに楽しめること間違いなしです。皆さまもぜひ足を運んでみてください。
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