秋の彩り。
- 2020.10.10
- 法人
- sensin
みなさん、こんにちは。法人本部経営企画室の長岡です。
10月に入り、冴えわたった夜のしじまに中秋の名月を眺め、庭の植え込みや草むらの奥から哀愁漂う虫の音を耳にしながら、漸次秋の深まりを感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしのことでしょう。
朝夕はめっきり涼しくなりましたね。
秋雨前線とやらが本州南岸に停滞し、台風の接近や思わぬ突風など天候不順による荒れた空模様もありますが、これを過ぎればいよいよ秋も一段と彩りを増し、皆さんそれぞれの「○○の秋」を満喫できるような、一年で最も清々しい季節になります。
山海の豊富な恵みに舌鼓を打つのもよし、コバルトブルーの空の下ハイキングやウオーキングを楽しむのもよし、静かな夜長を灯火親しむ読書に興じるのもいいものですね。
そして周囲の山々の頂からゆっくりと紅葉がはじまり、里まで降りてくる頃には熱燗が恋しくなるかもしれません(笑)。
一方、秋分の日が過ぎてから、もうずい分経ちますが、田んぼのあぜ道や土手のほの暗い場所に、ひっそりと赤く異彩を放ちながら佇立するのは、彼岸花、別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)です。
その字ずらや語句の響きからして、いかにもいわくありげな、何となくありがたい気分にもなるなぁと思いきや、サンスクリット語(仏教用語)で、「天界に咲く花」という意味だそうです。少し旬を過ぎているとはいえ、妖艶で近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。
曼珠沙華 あっけらかんと 道の端
(夏目漱石 ・ 作)
秋の空気の爽やかさは、四季のうちでもやはり格別なものがあります。
ソーシャルディスタンスを気にしなくていい場所では、是非マスクをとって、思いっ切り清涼な空気を取り込みましょう。
そして、少し感傷的になりがちな気分を軌道修正し、心機一転頑張っていきたいものですね、では、また。
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