更けゆく秋の夜...
- 2018.11.11
- 法人
- sensin
みなさん、こんにちは。法人本部総務課の長岡です。
秋も一段と深まり、陽だまりの恋しい季節となってまいりましたが、いかがお過ごしのことでしょう。
私は、夜は少しでも窓を開けて寝る派ですが、さすがに近頃は、明け方近くに一旦起きて窓を閉めることが多くなりました。血圧の加減か夜明け前は一段と冷え込みが厳しく感じられます(笑)。
ちなみにノルウエーやスウェーデンなど北欧諸国の人々は、極寒でも小窓を開けっ放しで寝るそうです。何でも、その方が新鮮な空気が流入し、翌朝の目覚めもスッキリ、かえって風邪も引かないのだとか。いかにも屈強な体力で、ノルディック競技が強いハズですよね。
ところで、街中の紅葉に目を移せば、ちょうど赤く色づいているものもあれば、茶褐色で落葉の始まっているもの、銀杏(いちょう)のようにまだこれからの木々などさまざまありますが、鎌倉時代の遁世者で歌人でもある吉田兼好法師は、「徒然草」の中に、およそ次のようなことを記しています。
「…(四季の移ろいには、ハッキリした区切りがあるわけではなく、)春はそのまますぐに夏の気配を催し、夏の間から早くも秋が通い、秋になったと思ったらすぐに寒くなるなど、(それぞれの季節のうちには)次の季節の兆しを内包している。…(同じように)…木の葉が落ちるのも、まず葉が落ちてから新しい芽が出てくるのではなく、木々の内部から芽吹いているのに押されて、耐え切れず葉が落ちるのだ。…」とか。
今月のデイリーレポートのなかで「人の問題の対応が経営のカギ」というテーマがありました。法人のような組織においても新陳代謝は不可欠ですし、このブログにも、いろんな事業所で若手職員の活躍が紹介されています。そんな中から、次世代を担うリーダーが是非数多く芽吹いてくることを、人生の黄昏に近い身としては願うばかりです。
♪ 更けゆく秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとり悩む ♪
( 「旅愁」 作詞:犬童球渓 作曲:オードウェイ )
とはいえ、人生悲喜こもごも。たまには秋の夜長、しみじみと一献傾けるのもいいものでしょう。冬はもうすぐそこに来ています。では、また。
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