ハートウォーミング♡きなこストーリィ☆
- 2019.01.10
- 高齢者福祉
- sensin
「ただいまー」
今日も一日の仕事が終わりました。たくさんの喜びを胸に抱き、ほんのちょっぴりの悲しみを噛みしめながら、家路に着く私たちを出迎えてくれるのは、いつも変わらない家族の笑顔。
「これ、絶対中に人入ってるでしょ!」
「背中にファスナーついてそう・・・着ぐるみ感半端ない」
そんな感想を抱いた方もみえるのではないでしょうか(笑)もちろん着ぐるみではなく正真正銘、本物のにゃんこです。こんな家族に出迎えられたら疲れも吹っ飛びますね。
彼女の名前は「きなこ(2歳)」。
ふたみシルバーケア豊壽園ヘルパーステーションで働く三浦ヘルパーの愛猫です。
きなこが三浦家にやってきたのは、生後4か月くらいのころ。
自宅でアジの開きを焼いていたところ、匂いに釣られたのかひょっこり庭先に現れ、気が付くと縁側の網戸にしがみついておねだりしていたそうです。この出会いのエピソードを三浦ヘルパーから教えてもらった時、あまりにもマンガみたいで筆者はにわかに信じがたい思いでした(笑)
こんな愛らしい姿を見せられては思わず飼ってしまいたくなるのが人情ですが、三浦ヘルパーには葛藤がありました。以前飼っていた猫を病気で亡くした時の悲しみを思い出したからです。自他ともに認める愛猫家の三浦ヘルパーですが、好きだからこそ中途半端な気持ちで飼うことはできないと考えていました。
とはいえ、放っておくことも出来ず、動物病院に連れて行ったところ、野良猫にしては毛並みが綺麗で、生粋の野良ではなくどこかの家で飼われていた可能性が高いとのことでした。その後、一週間ぐらい預かりましたが、結局飼い主はみつからず、旦那さんやお子さんの強い希望もあり、家族の一員として迎えることを決心したのです。
三浦家の家族として完全に馴染んでいるきなこですが、基本的には人間嫌いで、家族以外にはとっても臆病。お客さんが来ると完全に気配を消して、どこかに姿を隠してしまうそうです。写真のような無防備な姿は、実はかなりレアなのかもしれませんね。
三浦家の愛情を一身に受けて、今日も幸せいっぱいのきなこなのでした。
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