おじいさんの日。
- 2020.02.02
- 高齢者福祉
- sensin
みなさんこんにちは。津中央ヘルパーのKです。
年が明けてはや一か月が経ちましたね!
こちら津中央ヘルパーステーションでは昨日からICTが導入され、皆さんタブレット片手に大奮闘?(笑)しています。
まずは常勤から試験的に開始していき、徐々に登録ヘルパーさんにも広まっていく予定です。
そして今日2月2日は「おじいさんの日」なんですって!(知らなかった)
高齢化が進む中「敬老の日」だけでなくおじいさんに感謝をする日をとの
思いから生まれた記念日だそうです。
ちなみに8月8日が「おばあさん(ばあば)の日」。
日頃から感謝を伝えている方も今日は改めて感謝を伝えてみましょう!
さて今回は、つまちなか居宅 近藤ケアマネージャーを講師にお招きし
「認知症ケア」についての勉強会を行いました。その様子をお伝えします。
まずは認知症の種類と特徴について。
①アルツハイマー型認知症(一番多い!!)
女性に多く進行は緩やか。同じ質問を繰り返す、食事の準備などの物事の段取りがわからなくなるなどの症状があります。
②血管性認知症(脳梗塞・脳出血などが原因)
男性に多く脳の血管障害で脳細胞が死滅することで発症。
意欲の低下や、まだら認知症(物忘れがあるわりにはしっかりしている)が特徴的です。
③レビー小体型認知症(幻視が起こる)
初期の頃は物忘れよりも、うつ状態、失神、震え、ないはずの物がみえる幻視などの症状が現れます。
④前頭側頭型認知症(ピック病とも言う)
物忘れの症状は軽い。意欲や理性、感情をコントロールすることが難しい。
同じ時間に同じ行動をとったり同じ食品を際限なく食べたりすることが特徴的な症状です。
↓みなさん真剣な表情
次に認知症の進行について。
認知症の状態は進行によって軽度・中等度・高度の3段階に大きく分かれるそうです。
例えばアルツハイマー型認知症の場合だと
軽度 ⇒ 同じものを何度も買う、計画や段取り通りの行動ができない。
中等度 ⇒ 知っているはずの場所で迷子、数を覚えることができない。
高度 ⇒ 家族の顔や人間関係がわからなくなる、自宅にいてもどこかわからなくなる。
といったように進行していくとのこと。
近藤ケアマネジャー曰く
認知症の方に年齢を尋ねると、大体の方が年齢ではなく、生年月日を答えるのだそうです。
なぜなら年齢は毎年変わるけど、生年月日は変わらないから!(なるほどです)
その他認知症の方との接し方についても学び、最後にグループワークも行いました。
①「何度も同じことを言う・聞く人」に対する接し方について
各グループからは
話題を変える、本人が安心できるようしっかり話を聞くなど、発表がありました。
②「物を取られた」という方に対する接し方については、
見える場所で支援を行う、一緒に探すなどの発表がありました。
どちらにも共通すること
・まず否定しないこと
・信頼関係を築くこと
・しっかり話を聞きこちらも同じように返す、安心感を与える
・表情、声のトーン、話すスピードに気を付ける
みなさんはどう接していますか?
ふと自分の行動を振り返ってみるのもいいかもしれませんね!
ではこの辺で失礼します。
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