それぞれの2月の行事。
- 2019.02.07
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは、季節は2月、如月・きさらぎ。(着皿着・着をさらに着る)立春は過ぎましたが本来は1年を通して最も寒い時機。
重ね着をして寒さをしのぐ頃ではありますが、今年は暖冬、暖かいことはありがたくも2月の風情を味わうことが薄れる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? 津通所事業担当の田中です。
北陸地方では2月4日に「春一番」が吹いた、との事です。本格的な春到来は未だ先のことではありますが、楽しみに待ちたいと思います。
さて、2月は節分。事業所でも季節行事を楽しんで頂いておりますが、加えて私の地元での厄払いの行事も紹介させていただきます。
施設で節分行事としての豆まきは外せません。皆さんがそれぞれの思いで厄除けを行い家内安全や自らの健康を願っての豆まき。鬼に扮した職員に容赦なく豆がまかれます。今年も健康で過ごせますように、との願いを込めて。
鬼退治の様子です。豆代わりの玉を鬼に当てます。うまくいったのでしょうか?
施設内でのささやかな行事ですが、ほんの少しの楽しみの中から笑い溢れる雰囲気はまさに「福は内」と言ったところでしょうか。
そして、地域においても豆まきならぬ「餅まき」が盛大に行われました。
地元で祀っている信貴山講祭礼で、今年厄年にあたる人の厄除け祈願の行事であり2月3日に行われました。
当日は私の自治会住民約100名が集まり厄年にあたる人からのお供え物の餅まきがありました。(地元の県会議員さんや市会議員さんの顔も・・)
いつ頃から私の地元に祀られる様になったかは不明ですが、奈良県生駒郡にある朝護孫子寺(信貴山)に祀られている毘沙門天様の御札(ぎょさつ)を受け、春には信貴山田で田植えをし収穫した信貴山米で餅をつき、この時機にお供え物としてあげます。
最近では信貴山田を管理する人がいなくなりお供え物は市販物となっています。また、餅まきに参加する人も年々少なくなり、ひとり前のお菓子の取り分が多くなる?ありがたくも人の減少に寂しさを感じる複雑な気持ちにもなります。
餅まきは縁起もので餅やお菓子を拾うのに大人も子どももありません。数多く拾うには飛んできたのを受けるのではなく地に落ちたものを集めるのがコツとか。
それぞれの2月の行事でした。
暖冬とは言ってもまだまだ寒い日はあると思います。
体調を崩さない為にしっかりご飯を食べて、十分な休養と心の健康を維持して春に備えましょう。
では、またお会いしましょう。
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