「フクシ」と「ICT」。

職業能力開発促進センター（ポリテクセンター）主催の研修を実施しました。

「生産性向上支援訓練」と題した研修で、

生産管理や組織マネジメント、マーケティングなどあらゆる産業分野の生産性向上に効果的なカリキュラムにより、生産性を向上させるために必要な知識などを習得する、いわば職業訓練のこと。

当法人でも、今年度については法人本部主催の各制度研修のほか、

法人の諸規程や要綱の考え方、取り扱いについての勉強会を開催するなど、これまで以上に積極的な人材育成を進めています。

また、法人職員としての姿勢や社会人としてのモラル、対人コミュニケーションなどを培えるよう、法人内部で組織する接遇委員会によるテーマ別研修も実施しています。

「生産性向上支援訓練」は、民間機関等の外部から講師を招き、専門的知見やノウハウを別角度から学ぶ機会として捉えています。

⏫こちらは昨年10月から12月にかけて開催した「生産性向上支援訓練」の様子。

そして今回は、これまでの提案力やマーケティングといった実運営な内容ではなく、テーマは「ICT」。いわゆるPCスキルを培う目的の計3日間のカリキュラム。

福祉業界も多くICTが導入され、様々な企業が参画しています。もはや記録は手書きではなく、年々PCを活用したものに変革していっています。

要は生産性と効率をいかに上げていくか。昨今の人材不足が懸念される業界の中で、いままさに積極的導入が期待されています。

業務量をいかに簡素化していくのか。それは最終的にはご利用者ひとりひとりに対する質の高い支援を実践かつ実現させるための手段であること。

その為の学びの機会であり、今回参加した対象者も、特に事業所で記録や計画書などの事務的業務を担う職員たちとなります。

今回の研修を通して、新たな知見と芽生え、そしてさらなる個々の成長と組織の強化に繋がれば幸いです。