Welcome to the Sensin YAGIsecond②

Welcome to the Sensin YAGIsecond②

  • 2018.05.18
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、Welcome to the Sensin Yagiのお時間です。

second seasonのその2。

 

 

今回も、介護保険サービスに位置づけられる介護保険施設のひとつ、「介護老人保健施設(以下老健)」について。

その第2段、前回の続きとなります。

在宅復帰施設、リハビリテーション施設としての役割や機能を持つ老健ですが、介護保険法の幾多の改正を受け、その内容も変化しつつあります。

在宅復帰を積極的に行う施設をより明確化し、報酬や加算等まさに見える形で評価され、さらに今回の改正ではそれが細分化されました。

それが各評価項目を用いた「スコア型」。

 

 

 

 

 

「だからそれは前回聞きましたよ、なんか前置きが長いですよね、いつも。それになんか早口だし」

 

 

 

 

 

 

 

「前回見ていない人のおさらいも大事!

それに早口は生まれつき、というかブログだから問題なし!」

ちなみに前回の内容はこちら!

 

⏫クリックしていただければご覧いただけます。

 

さて、本題に移ります。

今回の改正では、在宅復帰に加え在宅支援を推進する事も評価するとされており、「スコア」方式による計10つの評価項目があります。

 

例えばスコア項目にある「入所前後訪問指導割合」や「退所前後訪問指導割合」は、在宅と施設を繋ぐ重要な役割と再認識され、これまでは加算として別に評価されていましが、加算自体から外すと共に、今回のスコア項目に含まれました。

また、在宅復帰後の在宅サービス実施数や事業所のリハビリテーションを担う職員の割合などもその項目のひとつとなっています。

こうしたスコア評価から、老健は地域包括ケアにおける在宅支援を担う施設サービスの一つとしての目標を明確化された一方で、

新たな加算項目として、「かかりつけ医連携薬剤調整加算」が創設されました。これは、入所前のかかりつけ医、いわゆる在宅主治医と入所後の老健側のかかりつけ医(施設主治医)が、互いに連携や情報共有を行うことで、ご利用者に処方する各薬の多剤投与を減らしたときに評価される加算となっています。

 

まさに医療と介護の連携を促進するものであり、これからの地域福祉の向上と地域包括ケアシステムの構築を目したものといえます。

 

話は少し前に戻りますが。こうした国の指針や考えがある一方で、地域の特性やニーズから、なかなか在宅復帰支援を行えない、また行っていない老健があるのも事実です。

ではこうした在宅復帰型に移行できない施設は、今後どうなっていくのか。

 

 

 

 

「そうです、在宅復帰だけが老健の役割なんですか。在宅支援や医療重度者の受け皿はどーするんですか?」

 

 

 

 

「おっ、新顔!」

 

しかし!!決してそんな切り捨て的考えではございません。

 

従来型の老健についても、目指すべき指針がスコア評価項目に出ているのをご存じでしょうか。

「要介護4・5の割合」、「喀痰吸引の割合」、「経管栄養の実施割合」など、いわゆる重度者を多く受け入れている施設に対しても、一定の評価が得られるという点です。

 

重度者に対し、状態を悪化させないために一定数以上のリハビリ職員が配置されていれば評価され、結果的に「基本型」のスコアである20点を超えることができます。

これまでは、あくまで在宅復帰に特化した形でその評価の対象とされていましたが、今回の改正では新たにそうした取り組みも評価されるようになっています。

 

 

 

 

「なるほど…自分たちの役割に応じてきっちりと評価されるわけですね」

 

 

老健が持つ様々な機能性や柔軟性は、多様化する地域のニーズに応えることができる、そんな無限の可能性を秘めていると感じています。

 

老健としての方向性や趣は違えど、いままさに求められる多くのニーズに応えていける可能性を要していたからこそ、こうした視点についても今改正において明確に組み込まれた結果といえます。

 

重度者への対応と手厚いサービスを行っている老健についても、その評価する仕組みが設けられたことで、それぞれの老健が、地域の中で求められるニーズを汲み取り、そして地域に合わせた老健を目指すひとつの道しるべになるようにも感じます。

 

在宅復帰する老健がすべて正しいわけでもなく、

決してそれがすべてではないこと、そして重度化を積極的に受け入れる老健も、ある意味老健だからこそできる新たな形として、それぞれの老健が地域の中で役割を持ちながら支援していくことが、またひとつ大事なことといえます。

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

「むむ…恐るべし歩く通所介護。あの牙城を崩すには、やはり彼の力が必要だわ」

 

 

 

To be continued!

 

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