「masaこと、菊池雅洋さん」
皆さんは、菊池雅洋さんという人をご存知でしょうか?
介護業界で、情報収集をしておられる方なら、殆んどの方が
知っておられるでしょう。masaというペンネームの方が
分かりやすいかもしれません。北海道の特養「緑風園」の施設長さんで、
そこのホームページ内の掲示板は、非常にハイレベルな議論が
されています。その掲示板の管理者でもあり、また、
ブログでも多くの意見を発信されています。その菊池さんが、
名古屋市に講演に来られることになり、私は、24日にウィルあいち
ウィルホールにおいて行われた、特別講演「人を語らずして介護を語るな~
介護サービスの常識を問い直そう~」に参加してきました。
会場は、800人程が入れるホールでしたが、7割程度の来場者がありました。
さすがです。私が、自分のタイトル「samuの社会介護学」というものに、
多分に、菊池さんを意識しているだけのことはあります(笑)。
講演内容は、サブタイトルの通り、介護サービスの常識を考えるもので、
まだまだ、自分たち介護業界は、世間から見れば、おかしな
「非常識」のようなことをしていることが多い。
それを、考え続けることが必要という内容でした。
他にも、私が、興味を持ったのは・・・
介護保険で自立支援ということ、自分出できることを増やす、つまり、
人にしてもらうことを減らすという意味で使われるが、
条件によっては、それを目指すことが難しい場合も多い。
「自立」よりも「自律」を重視すべきである。周囲の手助けを受けながら、
自分で生活を主体的にできるようにしていくべきだ。自分ではしっかりした
判断が出来ない方も多いが、介護には、アドボケイト(代弁)という意味もある。
しかも、アドボケイトには、「近くにいることを許された者」というような
意味もあるとのことです。特に、特養のような場所では、QOLよりも
QOD(Quality Of Death)明日死んでしまっても納得できるように、
今日をつくっていくことが重要ではないかと話されていました。
また、最後の方で、このような問い掛けもありました。
皆さんはどちらになりたいですか?
「赤い花になぐさめられる人と、なぐさめる赤い花と…」
興味を持たれた方は、最近、本も出されましたので、ご一読を…
タイトルがすべてを物語っています(笑)