先週23日のブログで、先日行われた介護福祉士国家試験に関して、
下記の模試の紹介がありましたが、先週は介護報酬の諮問に
揺れておりましたので、1週遅れで取り組みたいと思います。。。
問題:利用者が「昨日はよく眠れなかったの」と話しかけてきた。
次の記述のうち、介護従事者の共感的な対応として適切なものを
1つ選びなさい。
1.たまには眠れないこともあります。
2.眠れないのはつらいですね。
3.見回りをしていたときには眠っていましたよ。
4.すぐ看護師に連絡をしておきます。
5.しばらく寝ていた方がよいですね。
まず、1について
そう、その通りですね。確かに、誰でもたまには眠れないこともあります。
「私だって、たまには眠れないことがあるから、あなたが眠れなかったと
しても不思議じゃないわ」…介護員の心の声としては、
こんな感じでしょうか? 共感ではないですね。
次に、一つ飛ばして、3について
「眠れなかったと言っても、あなた、寝ていた時間もあったじゃないですか」
そう、観察に基づく正しい見解です。
ということは、正解?
いえ、この問では共感的な対応ですから、観察に基づくものではありません。
だいたい、ご本人はよく眠れなかったと言われており、
く眠れなかったと言われているのではありません。
次に、4について
不眠症状出現→眠剤の処方、そのために看護師に連絡する。
これまた、医学的には正しい対応です。
ということは、正解?
いえ、やっぱり共感的な対応ですから、またちょっと違います。
まずは、ご本人の気持ちに共感すべきです。
次に、5について
そうそう、ご本人はよく眠れなくてしんどそうです。
確かに、しばらく寝ていたい心情です。
ご本人の心情を考えているから正解?
いえ、そもそも、寝ていた方がいいのは本人も分かっているのです。
それができないから、訴えているんじゃ~
あんた、わしの気持ちがわかっとるんか~
となってしまいます。
共感というものは、単純なものではないのですね。
ということで、正解は2ということになるかと思います。
眠れなくてつらい、その気持ちに共感して、反復的に応答する。
共感するということは、相手の状況に応答するのではなく、
相手の気持ちに応答する、
つまり、相手の気持ちを反復するということが基本になる訳です。
なるほど~




