参加と共生~ひろげよう、みえ福祉の「わ」~

参加と共生~ひろげよう、みえ福祉の「わ」~

  • 2017.05.29
  • Posted by | sensin

 

「みえ福祉の「わ」創造事業」

皆様ご存知でしょうか?

 

社会福祉法人は、その設立前から制度のない様々な地域の福祉ニーズに対し、その課題に応じた取り組みを行ってきました。それは今も変わりません。

しかし、一方で県域や市町単位での取り組みが必要な、いわゆる「制度の狭間の課題」も存在しています。

 

特に、広域となる「制度の狭間の課題」については、単独のいち法人だけでは対応が難しく、課題が先送りになってしまいがちとなってしまいます。

必要なニーズ、求められるニーズに応えられない課題を解決していくためには、社会福祉法人がそれぞれの持てる力を結集し、力を合わせて取り組む必要がある。

そうした考えから生まれたのがこの「みえ福祉の「わ」創造事業」。

 

 

みえ福祉の「わ」創造事業は、三重県社会福祉協議会にその運営事務局を設置し、県内をはじめとした社会福祉法人や各市町の社会福祉協議会が協働・参画のもと、県内ににおける「制度の狭間の課題」に取り組んでいくものとして創設されました。

 

参画法人については、制度の狭間の課題を抱えた生活困窮者の生活課題の解決やその対象となる地域住民の把握や確認はもちろんのこと、必要に応じて相談支援窓口となる市町社会福祉協議会へつなぐ役割も担います。

また、参画法人による地域又は広域の地域公益活動も併せてPRすることで、社会福祉法人が社会的使命を果たしていることを広く周知・啓発していきます。

洗心福祉会も、この考えに賛同し、この「みえ福祉の「わ」創造事業」に参画している社会福祉法人のひとつです。情報発信については以前もブログで紹介したように、参画法人としての責務のひとつと捉えています。広く多くの皆様に自分たちの取り組みを知っていただきたい、そのためのひとつのツールとして、また職員間の共有として、これからも発信していきたいと思います。

 

こちらは↓その事業の公式ロゴマークです。

 

現在、県内外の167法人(H29.3時点)が参画しているこの事業。

ホームページをご覧の皆様、そして社会福祉法人で働くすべての職員の皆様にも是非知っていただきたい。

そしてさらに、より多くの社会福祉法人の皆様に、この事業の今後の発展の為に是非手を挙げていただきたい。

そんな私たちの「想い」から、今回皆様にご紹介させていただきたいと思います。

 

「みえ福祉の「わ」創造事業」では、平成28年4月1日から「生活困窮者支援」として新しく3つの事業を開始しました。

こちらが↓その3つの事業です。以下をクリックしていただければ詳細が確認できます。

 

*三重県社会福祉協議会のホームページにリンクしています。

 

 

この3つの事業について、おそらくまだまだ認知されていないのが現状です。

ホームページをご覧の皆様!

 

こうした支援事業が、身近な地域にありますことを、是非この機会に覚えていただければ幸いです。

地域全体で支えあうこと。そのためには「参加と共生」が必要といえます。

社会福祉法人はこれからも地域福祉の発展、そして国やそれぞれの市町が提唱、推進する「地域包括ケアシステムの構築」を目指し、制度の狭間の課題に対し、積極的に発信(前進)していきたいと思います。

それでは今後ともよろしくお願いいたします。

 

「みえ福祉の『わ』創造事業」についてはこちらをどうぞ。創立の背景や考え方、事業の内容等詳細がご確認できます。

*三重県社会福祉協議会のホームページにリンクしています。